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朝のベランダで

「おっはよ~みんな!」
「チュンチュン!」
あたしは今日も凄く早起きしベランダに出て、
近くの電線に留まってる雀達に挨拶をしてました。
あたしの家は7階建てマンションの三階でね、
ちょうどベランダ出て直ぐ近くに電線が見えてたの。
だから朝になると、いっぱいの雀達が集まっています。
そしてあたしが朝一番にする事…それは鳥餌を持ってきて、
この子達への餌やりでした。
これは本当は一年前までは祖母の日課でした、
祖母は相当の鳥好きでね、周囲に糞害あるからとかで非難されても、
毎日のように近くの鳥に餌を与えていました。
だからすっかりお父さん達は呆れて放っていてね…ついに何も言わなくなっちゃた、
お婆ちゃん子だったあたしは、その様子をずっと見てたの。
だけど…祖母は一年前に他界しちゃって、今はあたしが引き継いでいました。
だって大好きなお婆ちゃんとの思い出だから続けたいし…
こうして雀達に餌をあげてると懐かしい気分になってた。

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スネークトラブル

ピンチです…私、凄くピンチに陥ってます。
「だ、駄目よ…入ってきちゃ…あんっ!」
少し前から自分のベットの上で激しく悶え続けてる私、
何でこんな寝巻を乱れさせ、やらしく暴れてるかというと、
実は…このお腹の中に大きな巨体が入り込み、
それが思いっきり暴れているからなんですよ!
「やだ…あんっ!そんなに暴れたら壊れちゃう!あぁ~~~!!」
下半身の中をウネウネと動きまわって、敏感な場所を這い進み…
やだっ!お、奥に頭をゴツゴツとぶつけてる!
ええ~~ん…本当に、どうにかなっちゃいそう!
失神してしまうかも…それくらい激しい感覚でした。
「やん…これ以上は私………ひぃ!あぁ~~~~~んっ!!」

そして遂には…イっちゃった、 全身を震わせエッチにイっちゃったの、
だけど中の巨体の動きは納まりません、まだ執拗に責めてくるの!
「やめ…お願いだからやめて…シロ…ふわつ!」
シロはまるで返事を返すように、自分の長い舌で奥を舐めてきました。

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獣に恋して2

私は隣の家の玄関前でウロウロしてました、
この目と鼻の先にあるチャイムのボタンを押すのにどうしても躊躇してたの、
だって恥ずかしいから…いくらいつでも声をかけてねって言われてても、
やっぱりそんなのを頼み込む事を言うに言えないもん。
だけど…もう限界でした、たった一日だけしなかっただけなのに、
もう体はウズウズが止まらなくて、しつこく要求してきてるの。
このままじゃ辛いよ…それに健ちゃんが遊びに行った今がチャンスなのだもん。
結局はしばらくうんうんと悩みつつも、ようやく震える指先を伸ばし、
頭上の呼び出しボタンを押したのでした。

ピンポ──────ン!

「あら、いらっしゃい由紀ちゃん、待ってたわよ」
すると直ぐに玄関に駆けつけてきた健ちゃんのお母さんが、
満面の微笑を浮かべ出てきました。
なんだかそろそろ私が来る事を知ってたみたいに感じます…
やっぱりねって表情をしてるもん。
「あの…お邪魔します、えっと健ちゃんのお母さん」
「ふふ、美代子でいいわよ、名前で呼んでね」
健ちゃんのお母さん…美代子さんは片目をウィンクして、私を家の中に招きます、
すると家の奥から走って迫ってくる大きな影が!

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獣に恋して1

「由紀ちゃん、じゃあジョンの事を頼むね」
「うん、家族旅行を楽しんで行ってね健ちゃん」
お隣の幼馴染でもある健ちゃんの家が、夏期休暇を利用して家族旅行に行くので、
私の家に彼が飼ってる愛犬を預かる事になったの。
「ワンワン!」
「じゃあ、良い子で由紀ちゃんの言う事をよく聞くんだぞジョン」
そして健ちゃんは愛犬によく言い聞かせて、両親と一緒に出かけました。

「これからよろしくねジョン」
「ワゥ~ン!」
このジョンとは私も仲が良くて懐かれててました、健ちゃんの家に遊びに行ったら、
いつも元気よく足元に飛びついてきて、尻尾を振って腰を動かしてたんだよ。
ちなみにジョンは室内犬として育てられています、だから私の家でも室内に上げる事にしました、
お母さんはそれに反対してたけど…普段は私の部屋の中で飼うのを条件に許してもらったの。
「じゃあ、私の部屋に行こうか」
「ワン!」
飼い主を見送ってから、自分の部屋にジョンを連れていきます、
ジョンは大型犬で力も強いけど、懐いてる私の言葉のままに素直に着いてきてくれてね、
何も問題なく部屋に招く事ができました。
この子はトイレも躾けられているから、糞の心配もいらないし…えへへ、
念願だったペットとの同居生活をしばらく楽しめる事になって、
何だかすっかり私はウキウキ気分だったの。
本当は私もペットを飼いたいけど、お母さんが反対しちゃってて健ちゃんが羨ましかったんだ。

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ケモノに嫁いだ母娘

「わ~~!!綺麗だよ~!見て見てお母さん!!!」
「ふふ、あんまりはしゃいでたら転ぶわよさやか」
「う~ん…空気が美味いな、やっぱりさ」
連休を利用し、私達家族は住み慣れた都会から少し遠出して、
自然に囲まれた山へとハイキングに来ていました、
夫の調べた通りに、ここは穴場らしくて連休なのに人で混みあってるような感じじゃなく、
こうして山道を家族で悠々とのんびり歩けていました。
一人娘のさやかなんて、あんなにはしゃいじゃって…ふふ、まだ子供ね。
「ふぅ…しかし、いつまでも若いと思っていたのだが、やっぱり体力落ちたかな?」
「あらあら、三十代で年寄り発言しないでくださいよ」
夫は今年で35で私は32です、娘が10歳と若いとはいえ、
三十代なら十分若い身だと思うのですけどね…
それとも普段は会社で、ディスクワークの激務に勤しんでいるからでしょうか?
でもそんな夫の頑張りのお陰で、こうして私達家族は無事平穏に、
円満な毎日を過ごしてこれたのです、あなた…愛してますよ。
「ん?何か言ったか?」
「いえいえ、何にも…でも良かった、今日は良い天気で」
「そうだな、さて…お~い!さやか待てぇ~お父さんが追いついちゃうぞ!」
「きゃきゃっ!待たないよ~!」
今はまだ体力に余裕のある夫は、娘を追いかけるようにし、
山の坂道を登り駆けていきます、
娘のさやかは追いつかれまいと、また一段と早く足を進めて登っていく。
まったく…ここで体力使ったら、後で大変ですのに…
そんな私の予測は正しく、数分後…夫はハァハァと息を荒くし、
汗を流して立ち止まっていました、娘もしんどそうですね。

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